賃貸物件を契約する際には、初期費用としてある程度まとまったお金を準備しなければなりません。
初期費用といっても、どのような項目が含まれているのか、内訳を詳しく知っておきたいですよね。
そこで今回は、埼玉県川口市での暮らしを検討している方に向けて、賃貸物件を契約する際に支払う初期費用の内訳について解説します。
賃貸物件を契約する際の初期費用とは？敷金などの内訳について
賃貸物件の契約時には、次のような費用をまとめて「初期費用」として支払うのが一般的です。
内訳とその概要についてご紹介しますね。
初期費用の内訳
●敷金
退去時の原状回復費用やクリーニング代として、前もって貸主に預けておくお金で、退去の際には実際にかかった費用を差し引いて返金されます。
●礼金
大家さんへのお礼で、退去時に戻ってきません。
●仲介手数料
物件の案内・賃貸契約などをおこなった不動産会社の手数料です。
●前家賃
入居する月の家賃を前払いするのが一般的です。
●日割り家賃
月の途中で入居する際には、月末まで日割りで計算した家賃を支払います。
●火災保険料
火災や水漏れなどの被害に備えて、ほとんどの賃貸物件で、契約期間と同じ期間の火災保険に加入することを条件としています。
これらのほかに、連帯保証人を立てる代わりに保証会社を利用する場合は保証料、また物件によっては鍵の交換料が含まれる場合もありますよ。
賃貸物件を契約する際の初期費用とは？相場を内訳ごとにご紹介！
では賃貸物件の初期費用の相場はどれくらいなのでしょうか。
初期費用は一般的に家賃を基準に計算されます。
内訳ごとにご紹介していきますね。
初期費用の相場
●敷金…1か月から2か月分
●礼金…1か月から2か月分
●仲介手数料…1か月分
●前家賃…1か月分
●日割り家賃…入居日から日割り計算
●火災保険料…8,000円から15,000円
これらを合計すると、家賃の4.5か月分から6か月分が相場です。
ほかに保証会社の保証料が1か月分、鍵の交換料が15,000円から20,000円かかりますから、まとまったお金を準備しておく必要がありますよ。
それぞれの費用は家賃を基準に計算されますから、初期費用を抑えるためには、家賃を抑えることを考えるとよいでしょう。
また物件によっては敷金や礼金が不要のものや、仲介手数料が半額になるものなどもありますから、チェックして選ぶのも方法の一つですよ。
まとめ
賃貸物件を契約する際には、敷金・礼金などさまざまな費用を初期費用としてまとめて支払うのが一般的です。
家賃を抑えれば初期費用も抑えられますし、敷金・礼金が不要の物件もあります。
まずは不動産会社に相談して、予算を考慮しながら、すてきな物件を見つけましょう。
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